飼育担当のShihoです。先日の日記のレスに皆様からのたくさんの暖かい応援レスを頂き、とても嬉しかったです。本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

さて、今日は復帰後の最初の羽化報告になります。今日ご紹介するのはマンディブラリスです。(^^)

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【マンディブラリスフタマタ♂95mm】

【飼育種】
和名:マンディブラリスフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius mandibularis sumatranus
産地:スマトラ島産
累代:WF1

【羽化体長】
♂95mm

【使用したエサ】
カワラタケ菌糸ビンN-1100を2本

【設定管理温度】
20~23℃位

【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して合計12ヶ月程度

大顎がとても格好の良いマンディブラリスフタマタ。久しぶりの登場です。幼虫飼育は比較的容易で、菌糸は勿論のこと、きのこMat、のマット飼育でも順調に育ってくれます。今回使用したのはカワラタケ菌糸N-1100を2本。サイズは♂95mmとまずまずでした。

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今回は羽化報告ですが、最近はワイルドものも頻繁に入荷しているようなので産卵セッティング方法についてもちょっと触れてみましょう。

産卵のセット方法は以下の様な方法で行います。

【産卵に使用したマット】
完熟Mat+コナラ材2本

【産卵に使用するケース】
クリーンケースL

【産卵管理温度】
23~25℃

【水分量(湿度)】
多からず少なからず

【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りは柔らかく詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

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①マットをケース底面に固く5cmほど詰めます。フタマタ系は材産みが主体なのでマットは食が出来るマットならばなんでもOKです。針葉樹のマットでもOKですが、もし万が一幼虫が材よりこぼれ落ちた事態を考えて幼虫がスムーズに食可能な発酵マットが無難です。

この時は完熟Matをしようしてみました。

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②次に材を入れ、回りにマットを軽く詰めます。今回使用したのはコナラ材2本です。
少し柔らかめの材です。

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③ゼリーと生体を入れて完成。

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④真上からの画像です。

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このようにフタマタ系の場合はマットをそこまで深く詰める必要はありません。いわゆる「転がし産卵」で十分です。材の表面に産む傾向がありますので、 材がボロボロになったら材を交換して再セットする方法もアリです。(^^)

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